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2019.11.09

子供中心から夫婦中心の家づくりへ

今回は、『子供中心から夫婦中心の家づくり』についてお話します。

 

昨今では、

 

子供部屋ではなく、リビングで勉強している子の方が成績が良い

という調査結果があります。

 

統計資料の画像

個室を与えれば、頑張って勉強するだろう。

 

親はそう思って子供部屋を用意します。

 

しかし、それは希望的観測でしかありません。

 

良い子に育てるには、

まず、子供に対する教育方針や良い子の価値基準を決める必要があります。

これに基づき

 

子供部屋を与えたほうが良いのか?』

 

与える場合は、どういう形で与えたほうが良いのか?

 

という事を考えてください。

さらに、ほとんどの家のプランは子供中心になっています。

 

住宅メーカーの提案している基本プランも子供中心が多いです。

 

ちょっと思い浮かべてみてください。

 

子供部屋は、二階で南に面したところにありませんか?

そして、必ずと言っていいほどベランダが付いています。

 

明るくて温かく、見晴らしがよい場所。

 

そう、家の中で一番いい場所です。

 

では、ここで考えてみてください。

その部屋は何年使われるでしょうか?

・・・長くても20年でしょう。

 

通常ですと10年から15年。

 

しかし、子供が巣立った後、最低でも20年

長ければ30年40年その家で生活するわけです。

 

でしたら、家を建てる時、子供中心ではなくて、

夫婦中心の家づくりを考えても良いのではないでしょうか?

寝室上からの写真

 

夫婦の寝室は最も居心地の良い場所に。

 

夫婦の部屋にお金をかけても良いのではないかと思います。

 

極論を言うと、子供部屋代わりにご主人用の書斎を。

子供部屋の代わりに奥さん用の家事室を。

子供には受験の時だけその部屋を貸してみたり・・・

 

そうすれば無駄にならないですね。

そして少ない予算でも楽しい生活が長く送れると思います。

 

一度このように家づくりの考え方を色んな方向から

考えてみるのも面白いかもしれません。

 

将来を見据えた間取りづくりをしていきましょう!

 

では、次回は

良い子に育つための気をつけるべきポイント

をお話いたします。