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2020.12.13

土地探しと家づくり

今回は土地無しのお客様が住まいづくりを

どのように進めていけばよいのかをお話したいと思います。

 

土地無しの場合、まずは土地探し、続いて土地に合わせた設計図面をつくり、

その後に資金計画を立てるという順番が一般的とされています。

 

住宅雑誌のノウハウでもそう書かれており、9割以上の住宅会社は、

この手順で住まいづくりを進めています。

 

しかし、このやり方は、実際に家を建てる時になって、

予算不足になったり、予算ををオーバーしてしまう恐れがあります。

困っている女性のイラスト

家の建築費にいくらかかるか分からない中で、土地を決めてしまうと、

残りの予算で家を建てることになり、自分たちが思い描いた住まいづくりができない可能性があります。

 

そうした事態に陥らない為には、最初に総予算を算出した上で資金計画を固めていくのが賢明です。

 

理想的な方法は、最初に住宅のために支出できる金額を決めることです。

 

自分の年収で毎月いくらの支払いができるか、

 

頭金、諸費用として使える貯蓄がどの程度あるか、

 

現在住居費関係で支払っている金額はいくらか、

 

家計で無駄を省くことで捻出できる金額はいくらか、

などが検討事項です。

 

家計簿をつけていればそこから捻出できる金額を算出できるはずですし、

つけていなければ、後日のためにもしばらくつけてみて、

家計をチェックしてみてください。

計算をしている人のイラスト

総額を試算したら、希望する家の建築費をまず引きます。

 

次にどうしても必要と思われる諸費用を引きます。

 

この引き算の後で残った額が、土地に使える金額です。

 

例えば、この引き算で土地代金として使える金額が1,200万円だとしましょう。

 

しかし、希望の条件に近い土地が1,300万円の場合はどうなるでしょうか。

 

この引き算をしっかりやっていれば、この土地を買うべきか、

見送るべきかの判断がしやすくなります。

 

予算は1,200万円ですから、差額の100万円分を家の予算から削るか、

他で100万円を調達するかという判断をすることができます。

 

土地探しを始めるということは、行動的であり、

住まいづくりを始めたという実感を得られます。

 

しかし、家を建てるまで以上に建ててからの生活が大事です。

 

まずは、地道に電卓を叩き、無理のない、

生活を楽しむ余裕を残した資金計画をすることを考えてください。

 

設計図面を出してもらい、同時に資金計画も出してもらいましょう。

 

どんな家が建てられるかも想像しやすくなりますよ。

家の想像をしている女性のイラスト

 

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