ブログ

さて、住まいができるまでには、実にたくさんの決断が必要とされます。   まず、土地の無い方は、どの土地を購入しようかというとこから始まりますね。 土地の味方もポイントがありますので、非常に難しいと思います。 土地だけを先に決めてしまって、その後で建物を決めようと思うのは間違いですよ。   なぜならば、気に入った土地があって高い価格でも購入したとしますね。 総予算は、限られていますので、建物は相当妥協したものになってしまいます。   そこで、資金計画が必要になります。   何を購入するにしても、重要なのは、お金です。 まずは資金計画からスタートすることをおすすめします。 資金計画だから金融機関へ行くというのは正解ではありません。 金融機関は、住宅ローンが一番の儲けになっています。 ですから、みなさんのことはあまり考えず、   「あなたの年収ならこのぐらいまで返済できますよ」 と目一杯借りさせようとします。   金融機関が貸してくれても、そのまま借り手はダメですよ。   では、どこに相談したらいいのか？ それは、住宅会社です。   住宅会社の多くは、住宅ローンは金融機関まかせです。 住宅ローンの知識をしっかり持った住宅会社を選びましょう。   どの金融機関でローンをくむかで、住宅を建てた後の生活がかわってきます。 正確に言いますと、どの住宅ローンを洗濯するかということです。   現在、日本にある住宅ローンの種類は約4900種類もあるんです。   みなさんは、人生の中で一番高い買い物は何だと思いますか？   住宅と答える方が多いと思います。 これは間違いです。   人生で一番高い買い物は住宅ローンです。 たとえば、2000万円で住宅を買ったとしましょう。   2000万円の住宅を2000万円で買える人がどれだけいるでしょうか？ これができるのは、現金一括で買われる方のみです。   お年を召していて、住宅ローンを組めない方は別として、 お金を持っているとか、もっていないとかは関係なく住宅ローンは組むべきだと思います。   住宅ローンを組めば、利子を払わなければなりませんので、 現金一括のほうがいいのですが、現金を出してしまって、 その後の生活が苦しくなるようではいけません。   やはり、現金は生きていく上で必要ですから、 必要となる総額の一部は生活を守るためにも、住宅ローンを組むべきだと、思います。   どんな住宅ローンを組むかによって総返済額は、大きく違ってきます。   2000万円の住宅を3000万円で買われる方もいらっしゃるでしょう。 4000万円で買われる方もいらっしゃるでしょう。   どの住宅ローンを組むかは、安易に決めてはいけないのです。   2000万円の住宅を5000万円支払っても、まだ住宅ローンが終わらない。 こんなことが本当にあるんですよ。     もう一度言います。   人生最大の買い物は、住宅なんかではないですよ。 『住宅ローン』なのです。